経済

居酒屋で魚屋さん 出荷激減、販路確保へ 漁協から直送 長崎

居酒屋店舗を使って魚屋を開く永石さん=長崎市大黒町で、田中韻撮影

 新型コロナウイルスの影響は長崎の食卓を支える魚にも及んでいる。長崎県外への出荷が激減し、価格も落ち込んでいるため、地元で販路を確保しようと、期間限定の魚屋「大黒町の魚屋さん」が29日、長崎市大黒町にオープンした。 

 「長崎居酒屋 和」の店頭で営業し、5月6日まで午前9時半開店。市内外の漁協や魚市から直送の鮮魚や刺し身などを販売する。焼き魚やフライ、海鮮丼などもある。

  企画した「FデザインNAGASAKI」の永石一成社長によると、売り上げが下がり、漁を断念している漁業者もいるという。「なんとか鮮魚の販路確保に貢献できないかと考えた。自粛疲れで食事のメニューに困っている方に一番新鮮な状態でいただいてほしい」と呼びかけ「行動は制限されても食の豊かさは制限されません」。ただ、密集は避けてほしいとして、一人での来店を呼びかけている。

  買い物に訪れた長崎市の松井杏子さん(50)は「外出自粛で食材を吟味できずにいたので、新鮮な魚を買えるのはうれしい」と話した。【松村真友】


(毎日新聞)









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