社会

「コロナに効く」とタンポポ茶を違法に陳列 大阪府警、薬局など書類送検

新型コロナウイルスの感染予防効果を違法に宣伝した疑いで薬局を捜索する大阪府警の捜査員ら=大阪市生野区で2020年3月19日午後0時47分、堀祐馬撮影

 新型コロナウイルスの感染を防ぐ効果があると宣伝し、医薬品の承認を受けていないタンポポ茶を店頭に並べたとして、大阪府警は30日、大阪市生野区の「スヤマ保健薬局」と大阪府守口市のペットショップ「パピヨン」について、それぞれの法人と社長ら計4人を医薬品医療機器法違反(未承認医薬品の陳列など)の疑いで書類送検した。

 送検容疑は3月中旬、健康食品のタンポポ茶について、「新型コロナウイルスにも有効性が期待できます」などとチラシで効能を宣伝し、それぞれの店で商品を陳列したとしている。社長らは「売り上げが上がると考えた」などと容疑を認めているという。

 府警生活環境課によると、パピヨンではチラシを置いた2月以降、例年の2倍にあたる月約80箱を売り上げた。効能をうたうには厚生労働省の承認が必要で、同法は未承認の医薬品を販売目的で陳列することなどを禁じている。

 府警は3月に2社を家宅捜索。このタンポポ茶は緑茶やハトムギにタンポポの葉から抽出した成分を加えた飲み物で、輸入販売した神戸市の会社についても捜査している。【堀祐馬】


(毎日新聞)









  • お知らせ


  • 琉球新報デジタルサービス



  • 会員制サービス






  • 他のサービス