社会

触れずにドアノブ回せます 「不安和らげて」岡山のゴムメーカーがフック販売

手で触れずにノブを回すことができる「ノブフック♯1」=岡山市北区今で2020年5月9日午後2時57分、戸田紗友莉撮影

 新型コロナウイルス感染防止に役立ててもらおうと、岡山市のゴム製品メーカーが、手で触れることなく丸いドアノブを回すことができるフックを販売している。開発した「日進ゴム」(同市北区)の渡辺喜朗さん(36)は「素手で回さずに済むことで不安な気持ちを少しでも和らげることができたら」と思いを込める。【戸田紗友莉】

 同社は工場や建築現場で使用される安全靴や足袋など靴を中心としたゴム製品を製造・販売している。今回開発した「ノブフック#1」は、ドアノブとの接着面に安全靴の靴底として同社が開発した滑りにくいゴムを使い、腕をフックに掛けるとノブが回る仕組みになっている。

 トイレから出てきた従業員の「せっかく手を洗ったのにノブを手で触らなくてはいけないなんて…」という言葉に着想を得た渡辺さんは、その夜に試作を開始。知り合いの金属加工工場の力を借り、約10日間で製品化にこぎつけた。

 渡辺さんによると、不動産の施設管理や会計監査事務所などのテレワークできない職場から注文が多いという。設置は簡単な組み立てのみで数分でできる。直径48~55ミリで、奥行き23ミリ以上のドアノブに対応し、1セット2個入りで3520円(税込み)。同社のホームページ(https://nisshinrubber−metalcraft.com/collections/all)で購入できる。


(毎日新聞)









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