社会

「イランカラプテー」アイヌ文化の復興と発信の拠点「ウポポイ」オープン 北海道・白老

民族共生象徴空間(ウポポイ)がオープンし、多くの来場者が見守る中でアイヌ民族舞踊を披露する人たち。奥は国立アイヌ民族博物館=北海道白老町で2020年7月12日午前10時39分、貝塚太一撮影

 アイヌ文化の復興と発信の拠点として国が北海道白老町に整備した民族共生象徴空間(愛称・ウポポイ)が12日開業し、来場者が伝統の古式舞踊など、アイヌ文化を堪能した。

 ウポポイは、当初4月24日開業予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で2回延期されていた。

 午前9時に開業すると、スタッフがアイヌ語のあいさつ「イランカラプテー」と来場者らを出迎えた。国立民族共生公園の野外ステージでは、伝統衣装を身にまとった若手の伝承者らが各地に伝わる儀礼や祭りで舞う踊りや、竹で作った楽器ムックリの演奏があり、独特の音色が公園中に響き渡った。

 中核施設の国立アイヌ民族博物館で開館記念特別展「サスイシリ 私たちが受け継ぐ文化 アイヌ文化を未来へつなぐ」が始まり、木彫り彫刻や織物など、現代の伝承者の作品を中心に紹介している。11月8日まで。【山下智恵】


(毎日新聞)









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