社会

大阪で新たに66人が感染 東大阪のバーでクラスターか 兵庫の感染は17人

大阪府庁=大阪市中央区大手前で2019年2月25日、芝村侑美撮影

 大阪や兵庫など近畿4府県で16日、新型コロナウイルスの新規感染者数が緊急事態宣言の解除後で最多になった。大阪府は10~90代の男女66人が新たに確認され、宣言の解除以降で最多だった15日の61人をさらに5人上回った。東大阪市内のバーでは従業員や客ら計12人の感染が判明し、府は「夜の街」でクラスター(感染者集団)が発生したとみて感染防止策の徹底を呼びかけている。

 府によると、66人はいずれも軽症か無症状で、経路不明者は34人だった。44人は30代以下で依然として若い世代の感染が目立つ。16日の検査数は1133件に上り、2日連続で1000件を超えているが、検査数に占める感染者の割合を示す「陽性率」も5・8%で増加傾向が続いている。

 一方、東大阪市のバーで感染が確認された12人は20~50代の男女で、7月4~5日に滞在していた従業員と客だった。うち1人は高知県から来阪していた。12人の濃厚接触者のうち同居の家族ら8人の陽性も別に判明し、このバー関連の感染者数は計20人に上っている。ただ、府は当時の滞在者が特定できているとして、店名は公表しない。

 近畿各地では感染が広がっている。兵庫県では新たに17人の感染が確認され、3日連続で宣言解除後の最多数を更新した。井戸敏三知事は16日の記者会見で「大阪が増えると兵庫が増える構造なので心配だ」と指摘。感染がさらに拡大した場合、23日からの4連休で大阪などとの往来自粛を求める可能性を示唆した。

 京都府は13人、奈良県も7人の新規感染者がそれぞれ判明し、いずれも宣言の解除以降で最多になった。【石川将来、野田樹、藤顕一郎】


(毎日新聞)









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