経済

朝日新聞の渡辺社長が退任へ 赤字で引責 後任は中村副社長

朝日新聞東京本社=東京都中央区で2019年5月16日、曽根田和久撮影

 朝日新聞社は30日、新型コロナウイルス感染拡大の影響により2020年9月中間連結決算で赤字に転落したことを受け、渡辺雅隆社長(61)が21年4月1日付で退任すると発表した。後任には中村史郎副社長(57)が就任する。

 同社によると、渡辺社長はこの日、社員に向けた決算内容の説明の場で「コロナ禍がきっかけとはいえ、構造改革のスピードが鈍かったことが赤字の背景にあることは否めず、責任は社長である私にある」と述べた。感染拡大の影響で広告収入が減少するなどし、中間決算では売上高が前年同期比22・5%減の1390億9000万円で、営業損益が92億9100万円の赤字となった。最終(当期)損益は419億800万円の赤字で、中間決算として9年ぶりの赤字となる。

 渡辺社長は、東京電力福島第1原発事故に関する「吉田調書」報道の記事取り消しなどを巡り木村伊量(ただかず)社長(当時)が辞任したことを受け、14年12月に就任した。【巽賢司】


(毎日新聞)









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