経済

ビル・ゲイツ氏が離婚 資産14兆円 慈善財団の共同運営は継続

ビル・ゲイツ氏=東京都千代田区で2018年11月、佐々木順一撮影

 米IT大手マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏(65)は3日、ツイッターへの投稿で、妻のメリンダ・ゲイツ氏(56)と離婚すると発表した。ゲイツ夫妻が運営する世界最大規模の慈善団体「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」は今後も共同運営を続けるという。

 ビル・ゲイツ氏はツイッターにメリンダ氏との共同声明を投稿し、「私たちは27年間にわたり、3人の素晴らしい子供たちを育て、世界中の人々の健康でやりがいのある生活を支援する財団を運営してきた。私たちはその信念を共有し、財団でともに働き続けるが、人生の次の段階において夫婦として共に成長できると確信できない」と離婚を決断した理由を説明した。

 ビル・ゲイツ氏は1975年にマイクロソフトを創業。80年代に入社したメリンダ氏と社内で知り合い、94年に結婚した。ゲイツ夫妻は2000年に設立したビル&メリンダ・ゲイツ財団の共同理事長を務め、貧困、医療、気候変動など世界的問題の解決に取り組んでいる。

 米経済誌フォーブスの資産番付では、ビル・ゲイツ氏は94年から13年連続で世界1位を獲得。3日時点の資産総額は推定1305億ドル(約14兆円)で世界第4位となっている。

 ビル・ゲイツ氏は最高経営責任者(CEO)や取締役会長を既に退任しており、現在は技術アドバイザーの肩書のみ残している。ビル・ゲイツ氏が現時点で保有するマイクロソフト株式は約1%で、今回の離婚に伴う資産分割によるマイクロソフトへの影響はほとんどないもよう。【ワシントン中井正裕】

 ビル・ゲイツ氏がツイッターに投稿したゲイツ夫妻の声明は以下の通り。

 多くの思案と労力を経て、私たちは婚姻関係を終わらせるという決断を下した。27年間にわたり、私たちは3人の素晴らしい子供たちを育て、世界中の人々の健康でやりがいのある生活を支援する財団を運営してきた。私たちはその信念を共有し、財団でともに働き続けるが、人生の次の段階において夫婦として共に成長できると確信できなくなった。私たちが新たな人生を歩み始めるなか、私たち家族のプライバシーと時間に配慮していただきたい。


(毎日新聞)









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