社会

採用半年で接待受ける…逮捕の環境省職員

鈴木雄二容疑者が勤務する福島環境再生事務所の浜通り北支所が入る建物=福島県南相馬市で2017年3月2日、黒川晋史撮影

 東京電力福島第1原発事故に伴う除染事業を巡る汚職事件で、環境省の「福島環境再生事務所」専門官、鈴木雄二容疑者(56)=収賄容疑で逮捕=が、職員として採用された約半年後には贈賄側の土木工事会社から接待を受け始めたことが、捜査関係者への取材で分かった。警視庁と福島県警は、鈴木容疑者が業者と知り合った経緯などについても調べている。

 捜査関係者によると、民間の電気設備会社に勤務していた鈴木容疑者は2015年4月、3年の任期付きで事務所に採用され、福島県の浜通り北支所で同県浪江町の除染事業の監督指導を担当するようになった。遅くとも同年9月には、土木工事会社「大開工業」(富山県高岡市)の元社長、小杉幹雄容疑者(63)=贈賄容疑で逮捕=から飲食や旅行などの接待を受けるようになったという。

 大開工業は16年2〜4月に浪江町の除染事業の2次下請けとして参入し、約2000万円で業務を請け負った。【宮崎隆、黒川晋史、高井瞳】


(毎日新聞)