社会

竹が折れた方角で吉凶占う 今年「吉」は南

竹に登り、折れた方角で吉凶を占った「きねこさ祭」の川祭り=名古屋市中村区の庄内川で2018年3月4日午後0時48分、木葉健二撮影

 名古屋市中村区の神社「七所社(しちしょしゃ)」に伝わる「きねこさ祭」の川祭りが4日、近くを流れる庄内川で行われた。川の中に立てた竹が折れた方角で吉凶を占う神事で、今年は「吉」とされる南に折れた。

 正午過ぎ、後厄の男性10人と子ども2人がふんどし姿になり、長さ約10メートルの竹を持って威勢よく川に入った。男性1人が竹によじ登ると、一度は「凶」とされる西に傾いたが、最後は南の方角に「ポキッ」。乾いた音が響くと、観客から大きな歓声が上がった。祢宜(ねぎ)の吉田雅彦さん(56)は「西の方角に倒れそうになった時はひやひやした。、良い方角に良い音で折れ、今年も良い年になりそう」と笑顔で語った。

 きねこさ祭は尾張三大奇祭の一つで、1000年以上の歴史があるとされる。【野村阿悠子】


(毎日新聞)