社会

ジュリアナ東京が大阪で復活 「あの高揚感」

「ジュリアナ東京in大阪」がオープンし、店内で踊る女性たち=大阪市北区で2018年10月26日午後8時50分、幾島健太郎撮影

 バブル経済時代に一世を風靡(ふうび)したディスコ「ジュリアナ東京」が26日、大阪・梅田で復活した。人気絶頂期を知る40〜60代が再び踊れる場をつくろうと、大阪府内の男性経営者が手掛けた。元祖と同じお立ち台も再現。踊りながら振る「ジュリ扇」と呼ばれた羽根付きの扇子も先着100人に無料で配られ、駆け付けた客らは往時の雰囲気を楽しんだ。

 ジュリアナ東京は1991年5月、東京・芝浦で誕生し、最盛期は1日約2000人が詰めかけた。「ボディコン」と呼ばれる、体のラインを強調する派手な服装も話題になったが、バブル崩壊後の94年夏に閉店した。

 今回、阪急東通商店街(大阪市北区)のビルで開業した「ジュリアナ東京in大阪」は、大阪府松原市の不動産会社社長で、別のディスコ経営の経験を持つ神田健二さん(47)がオープンさせた。「子育てが一段落した世代が再び踊れる場を提供したい」。ディスコの代名詞といえるジュリアナの名にこだわり、商標権を持つ東京のレジャー会社とライセンス契約を結んだ。

 延べ800平方メートルの店は最大で1000人収容できる。メインホール中央に幅5メートルほどのお立ち台を備え、床もシンボルカラーの紫色に。入場料は男性3500円で、女性は無料。

 開店初日の26日夜、「ダンシングクイーン」など、懐かしいダンスナンバーが大音量で流れ始めると、ジュリ扇を振った女性客らが次々とお立ち台で踊り始めた。

 ジュリアナで踊るため20代の頃に初めて上京したという兵庫県西宮市の永田律子さん(47)は、持ち込んだ金色の服でお立ち台に。「この高揚感が忘れられず、今日を待ちわびていた。昔に戻ったようで最高です」と笑顔だった。【土田暁彦】


(毎日新聞)