社会

「子供のギャッという声、男が両手に刃物」スクールバス運転手 川崎殺傷

救急車や警察車両が駆けつけ、騒然とした川崎市多摩区の現場=2019年5月28日午前9時ごろ、大場伸也撮影

 28日朝、川崎市多摩区で起きた刺傷事件。悲劇は、私立小学校のスクールバスをバス停前で待っていた小学生の列で起きた。JRと小田急線が交わる登戸駅から北西約300メートル。多摩川近くの住宅街で、通勤、通学客が多い時間帯だった。

 現場には、近くの私立小学校「カリタス小学校」のスクールバスが停車していた。事件直後、スクールバスの運転手に話を聞いた近所の本田敏彦さん(60)によると、運転手は「バス停に停車しようとしたら、子供のギャッという声がして、路上に何人か倒れていた。何が起こったんだろうと思ったら、男が両手に新品の刺し身包丁のような刃物を持って立っていた。それから男は自分で自分を刺して倒れた」と話していたという。

 地元の町内会長を務める男性は「午前8時前、スクールバスのバス停前に女性が1人倒れていて、動いていなかった。いつもバス停には20~30人は並んでいる。近くに登戸小学校もあり、恐ろしい」と話した。

 登戸駅の改札前には午前9時前、制服姿の小学生約20人と保護者が不安そうに立っていた。学校関係者に事情の説明を求める保護者の姿もみられた。【大場伸也】


(毎日新聞)








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