社会

雨の日は「傘日和」テキスタイルデザイナー・鈴木マサルさんが個展

東京展の会場で新作の傘を差す鈴木マサルさん=2019年6月15日午後6時20分、上杉恵子撮影

 憂鬱な雨の日だからこそ、お気に入りの傘とともに街を歩ける。そう思わせてくれそうな楽しい柄の傘を集めた展覧会が、東京、埼玉、松山で開かれている。いずれも、デザインを手がけたのはテキスタイルデザイナーで東京造形大教授の鈴木マサルさん。会場にあふれるカラフルな傘が、梅雨の季節を鮮やかに彩っている。

 マリメッコ、ユニクロ、カンペールといった国内外のブランドにデザインを提供するなど、幅広く活躍する鈴木さんが、傘のデザインを始めたのは9年前。「『これを差して出かけよう』と気持ちがパッと明るくなる傘を作りたい」と思ったのがきっかけだった。水牛、クモ、フクロウといったさまざまな動物をモチーフにした柄が、はぎのない1枚の布に大胆に描かれているのが特徴だ。

 15日にスタートした「鈴木マサルの傘」展は、今年の新作と昨年の作品が東京展で計48アイテム、松山展で39アイテム並ぶ。また、埼玉県飯能市の施設「メッツァビレッジ」では、約1000本の傘を虹のようにつるした100メートルの「アンブレラスカイ」が楽しめる。

 東京展は23日まで、午前11時~午後7時、渋谷区元代々木町の「CASE GALLERY」で。

 松山展は7月7日まで、午前10時~午後7時(火・水休み)、松山市の「MUSTAKIVI」で。29日午後3時から、鈴木さんのトークイベントも開かれる。

 「メッツァビレッジ」での展示は「森と、湖と、アンブレラと。」と題したイベントの一環。7月15日まで、午前10時~午後9時。【上杉恵子】


(毎日新聞)