社会

はぐれた子ザル「ハル」を市民公園に寄贈 拾った男性育て1年

中辻吉紀さんに抱かれご機嫌の「ハル」=鳥羽市の市民の森公園・動物舎で2019年7月18日午後4時1分、林一茂撮影

 三重県鳥羽市大明東町の市民の森公園・動物舎に18日、ニホンザルの子ども(オス、推定1歳)が寄贈された。人懐っこい性格で、訪れた子どもたちに愛嬌(あいきょう)を振りまき人気者となっている。

 「ハル」と名付けられた小ザルは、体重約2・5キロ、体長約40センチ。松阪市井口中町の会社員でハンターの中辻吉紀さん(49)が昨年6月、狩りに向かう途中、多気町のトウモロコシ畑で足をけがし、鳴いているところを保護した。親とはぐれたらしい。

 回復したハルは、昼間はケージで飼われていたが、夜は中辻さんと寝食を共にし、大切に育てられた。「やんちゃだけど、言うことをよく聞くおりこうさん。1年がたち、いつまでも一緒に暮らすこともできないので、獣医に相談して鳥羽市に寄贈した」と中辻さん。18日の夜は「寂しがらないように」と、動物舎の隣で車中泊し、ハルを見守った。

 動物舎は他にサル1匹、ヤギ3匹、クジャク25羽、ウサギ3匹などが飼育されている。【林一茂】


(毎日新聞)









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