世界へ売り込め 宜野湾で第2回大交易会


この記事を書いた人 田盛 良一
国際食品商談会「第2回沖縄大交易会」で商談を進める出展企業とバイヤーら=26日午前、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター

 国内最大規模の国際食品商談会「第2回沖縄大交易会」(同実行委員会主催、実行委員長・小禄邦男沖縄懇話会代表幹事)が26日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開幕した。出展企業は県外142社、県内58社の計200社。バイヤーは台湾や香港、シンガポールなど16の国と地域から163社が参加した。催しは27日まで。

 開会式で小禄委員長は「アジアの活力を日本全体に取り込めるよう事務局が全力で支援する。参加企業の商機につながることを期待する」とあいさつした。那覇空港を拠点とした全日空(ANA)の国際物流ハブ事業など、アジア各国に近い沖縄の地理的優位性を国内外にアピールする。
 メーン会場として出展企業が商談ブースを構えたコンベンションセンター展示棟や、バイヤーが自由に商品を見て回るPRブースを設置した会議棟では、出展企業が試食を提供するなどして自慢の商品を熱心に売り込んた。