8氏1団体の功績たたえる 新報教育・PTA賞を贈呈


この記事を書いた人 志良堂 仁
第1回琉球新報教育賞を受賞した(前列左から)屋嘉比仁氏、冨永佳代子氏、東江直樹氏、山城宏幸氏、(後列左から)甲斐静佳氏、與那嶺隆男氏、比嘉ミチ子氏と、PTA賞の新里嘉氏と大山正氏=30日、那覇市のパシフィックホテル沖縄

 創刊120年を記念し創設された第1回琉球新報教育賞・PTA賞の贈呈式・祝賀会が30日、那覇市のパシフィックホテル沖縄で開かれた。教育賞に小中高と幼稚園の教諭7人、PTA賞に1団体と1氏が受賞し、琉球新報社の富田詢一社長が表彰状と記念品を贈呈した。

 教育現場で地道に真摯(しんし)に子どもたちと向き合い、意欲的な研究、創意工夫を凝らす教諭を応援し、たたえる教育賞に、屋嘉比仁氏(中部農林高教諭)、東江直樹氏(同)、冨永佳代子氏(天久小教諭)、山城宏幸氏(小禄中教諭)、竹富町立古見小教諭の甲斐静佳氏と與那嶺隆男氏、比嘉ミチ子氏(真嘉比幼稚園教諭)が受賞した。

 学校や地域と連携し、子どもたちの健全育成活動を長年にわたって継続している個人・団体を応援し、たたえるPTA賞には、大里中PTA(新里嘉(ただし)会長)と大山正氏(前那覇地区PTA連合会会長)が選ばれた。

 富田社長は「功績に心から敬意を表し、これからも沖縄の未来を担う子どもたちの健全育成のために、活躍と後進の指導をお願いしたい」と式辞を述べた。