沖縄の温かさ感じて 神戸の養護施設児童ら102人来県


この記事を書いた人 Avatar photo 大城 誠二
「笑顔と感動KOBE夢・未来号・沖縄」の参加者ら=7日午前、那覇空港到着ロビー

 神戸市内の児童養護施設の児童が沖縄を訪問する「笑顔と感動KOBE夢・未来号・沖縄」(KOBE三宮・ひと街創り協議会、ザ・ファースト主催)の一行が7日午前、那覇空港に到着した。小学6年生34人をはじめボランティアら計102人が参加。空港内で沖縄県による歓迎セレモニーに臨み、2日間の沖縄巡りをスタートさせた。

 セレモニーで安慶田光男副知事が「沖縄の自然、伝統文化などに触れて、多くの思い出をつくってほしい」と歓迎した。児童を代表し、神戸市立好徳小学校6年生の太田黒美空さん(11)が「(神戸出身の)島田叡元知事やイルカのフジなどから、いろいろなことを感じて、思い出の多い2日間にしたい」と話した。

 主催した「KOBE三宮・ひと街創り協議会」の久利計一会長は「子どもたちは、沖縄で温かい思いに包まれて、大きな影響を受けて帰るだろう」と話した。

 同事業は今回で9回目。一行は、沖縄美ら海水族館や糸満市の平和祈念公園などを巡り、8日夜に離沖する。