地域

協働のまちづくりへ 「なは市民大学」開講、翁長市長が講義

市職員の説明を受けながら、商店街散策を楽しむ受講者=4月25日、那覇市の栄町商店街アーケード通り

 翁長雄志市長自らが講師となってまちづくりや自治など市行政全般について講義する「なは市民大学」が4月25日、開講した。会場の栄町商店街アーケード通りには23-89歳の市民105人が出席し、1回目の講義に真剣に耳を傾けた。

講義は年度を通して全24回、建設中の市営奥武山野球場や那覇・南風原クリーンセンターなどでのフィールドワークも実施する。毎回約100人の参加が見込まれていることから、同商店街周辺の地域活性化を期待する声も上がっている。
 市民大学開設は市第4次総合計画に基づくもので、協働のまちづくり推進を目的に年度を通して市民と意見交換をしていく。
 1回目は翁長市長が市の進めている施策の概要、抱えている課題などを説明し「市全体の予算の中でどうバランスを取っていくべきか、皆さんと触れ合いながら話していきたい」と語った。講義後、参加者は市職員による案内で栄町商店街を散策した。
 介護ボランティアの宮里まり子さん(44)は「参加を楽しみにしていた。生まれ育った那覇を知って、もっと愛するようになれたらと思っている」と意気込みを語った。
 栄町市場商店街振興組合の瀬長金一理事長は「商店街の客足は年々減少しており、開講を感謝している。市民大学をここでやることに協働のまちづくりの意義がある。楽しんで学んでいただきたい」と活性化の期待を込めながら受講生を激励した。