きょう12日は「母の日」。日ごろ言えない感謝の気持ちを形にして贈ろうと、県内各地の大型店舗は多くの買い物客でにぎわった。生花店は終日、発送作業などに追われた。
生花を脱色・脱水し、人工着色するため長期保存できる“枯れない花”、「プリザーブド・フラワー」を自作販売する那覇市松山の「花や アレンジマニア」では上野智昭代表(37)が電話対応や発送に明け暮れた。「母の日」向けで人気は、赤いばらやハート型の器。花束を抱えるクマのぬいぐるみも売れ筋だという。上野代表は「生花のような量感はないが、記念に残せるのが魅力」と話す。ここしばらくは多忙で、自身の母親への贈り物は「遅れそう」だという。