全国高校選抜大会で9年ぶり5度目の優勝を果たした興南高校男子ハンドボール部の選手らが30日夜、那覇空港に凱旋(がいせん)した。
優勝旗やトロフィーを手にした選手が誇らしげな表情で到着口に現れると、駆け付けた大勢の保護者や我喜屋優校長をはじめとする学校関係者が「おめでとう」と出迎え、祝福した。
空港ロビーでは優勝報告会が開かれ、父母らは花束などを選手に手渡した。最優秀選手に選ばれた下地利輝主将(17)は「皆さんの支援をいただいた優勝だ。感謝を忘れずに、これからもチーム一丸となって頑張っていくので応援をお願いします」と述べた。黒島宣昭監督(53)は「夏に向け、追う立場から追われる立場になる。しっかり足元を見て課題を克服しながら、夏、国体と3冠を目指したい」と意欲を語った。