イオンモール沖縄ライカム25日開業 最終準備進む


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
施設が完成し、25日の開店に向けて最終準備が進むイオンモール沖縄ライカム=15日、北中城村(ヘリから・花城太撮影)

 北中城村の米軍泡瀬ゴルフ場跡地に建設が進められてきた大型商業施設「イオンモール沖縄ライカム」は施設の整備が完了し、各テナントへの商品搬入など25日の開業に向けた最終準備が進んでいる。

沖縄発の「リゾートモール」を打ち出す施設内には約200の専門店が入居し、映画館(シネマコンプレックス)や観賞用大水槽「ライカムアクアリウム」などを備える。店舗面積約7万8千平方メートルは県内最大規模のショッピングモールとなる。
 16日、イオン琉球(南風原町、坊池学社長)は核店舗となる総合スーパー「イオンライカム店」の概要を発表した。60人の外国語対応スタッフの配置や7カ国対応両替機の設置など、外国人観光客の購買対応に力を入れる。県内全46酒造所の泡盛を取りそろえるなど充実を図る食品売り場には、沖縄ライカム敷地内の植物工場で栽培した野菜販売コーナーも設ける。施設内に植物工場を設置するのはイオン初の試みという。
 スーパーの売り場面積は2~4階の計1万4735平方メートルで、これまで最大のイオン南風原店の約1・3倍。2階は食品や化粧品を中心に展開、3階はファッション・雑貨、4階は玩具・ベビー用品専門店「トイザらス・ベビーザらス」と共に全面を子ども専用フロアにする。