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沖縄戦の楽曲映画に 根本啓一郎、MV10曲つなぎ


沖縄戦の楽曲映画に 根本啓一郎、MV10曲つなぎ 楽曲と映画制作について思いを語る根本啓一郎=6月13日、那覇市の琉球新報社
この記事を書いた人 Avatar photo 嘉手苅 友也

 東京を拠点に活動するミュージシャンの根本啓一郎が、沖縄戦をコンセプトにした自身の楽曲10曲のミュージックビデオ(MV)をつなげた、一本の映画制作に取り組んでいる。6月13日、琉球新報社を訪れた根本は「県外の若者が沖縄に関心を持つよう橋渡しができれば」と語った。

 収益の一部は県平和祈念財団などの団体に寄付する予定だ。2022年に沖縄に滞在していた根本は、米軍機が低空で飛ぶ姿に驚き、沖縄戦に関する勉強を始め、「沈黙の花々」という曲を作った。今年6月10日からロケが始まり、読谷村の渡具知ビーチや平和祈念公園を巡り、県内の俳優やユーチューバー、ウクライナ人のチェリストらが出演した。楽曲制作を進めながら、現在は2曲目のMV撮影まで終えている。

 沖縄戦を国際的な視点で捉えるため、数曲のMVは国内外の映画監督へ依頼する予定だ。個人での活動のため協賛を募っており、予算に応じて依頼できる本数が変わる。根本は「映画や音楽という残るもので、戦争の愚かさを伝えたい」と意気込んだ。

 根本への問い合わせはメールアドレスsilentflowers2024@gmail.comまで。

 (嘉手苅友也)