経済威圧抑止へ 日英で貿易協力 重要鉱物調達で覚書へ


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 日英両政府は6日、経済安全保障を巡る連携について協議する「日英戦略経済貿易政策対話」を英国で開催、貿易力を使って相手国に圧力をかける「経済的威圧」の抑止に向け協力するとした共同声明を公表した。重要鉱物の調達などに関する協力の覚書を結ぶことも確認した。中国など特定国への依存度低下を視野に入れ、第三国への共同投資を推進する方針だ。同対話の開催は今回が初めて。閣僚級がメンバーで、日本から西村康稔経済産業相、英側はベーデノック・ビジネス貿易相らが出席した。共同声明は、経済的威圧に対抗するため「国際的なパートナーや主要な国際枠組みを通じて継続的に協力する」とし、日英間の協力内容として「経験や成功事例の共有」を例示した。
 西村氏は会見で「両国は基本的な価値を共有、自由で公正な経済秩序を構築するための重要なパートナーだ」と訴えた。
 日本などTPPの加盟国は7月に英国の新規加盟を正式に承認し、今後は加盟申請している中国や台湾などの取り扱いが焦点となる。