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健保組合の4割赤字 保険料率が過去最大


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

健康保険組合連合会(健保連)は14日、大企業の社員らが加入する全国1383健保組合の2022年度の決算見込みについて、40・4%に当たる559組合が赤字だったと発表した。社員の保険料率は、平均で月収の9・26%だった。前年度から0・03ポイント上昇し、過去最大となった。高齢化の進行などで医療費が増え、財政が悪化したことが要因とした。
赤字組合の割合は前年度の53・4%からは減少した。ただ健保連の佐野雅宏副会長は「大変厳しい状況に変わりはない」と指摘。保険料率の引き上げや、解散を検討する組合が出ることが懸念されると述べた。
22年度の組合全体の収支は、1365億円の黒字だった。収入は8兆6058億円で、うち保険料は8兆4890億円。
支出は8兆4693億円だった。内訳は、保険給付費が5・7%増の4兆4903億円、高齢者医療への拠出金は6・7%減の3兆4057億円など。