県農林水産部とJAおきなわSS(久場良昭社長)は14日、県庁で防疫活動の支援に関する基本協定の締結式を開いた。豚熱や高病原性鳥インフルエンザなど家畜伝染病が発生した場合などに県が使用する重機や発電機などの燃料補給をJAおきなわSSが支援する。
締結は県内では22団体目。県農林水産部の前門尚美部長=写真右=は、県外で高病原性鳥インフルエンザが確認されていることに触れ「燃料補給も含め、万が一の事態を想定して備えることが重要だ」と語った。JAおきなわSSの眞川俊治常務=同左=は「県内の農畜産業に関わる企業として食の安全性確保、家畜伝染病のまん延防止に協力していきたい」と述べた。 (玉寄光太)
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家畜伝染病時 燃料確保へ 県とJAおきなわSS協定

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琉球新報朝刊
