県教育委員会は19日、県教育庁で開かれた教育委員会会議で、2025年度から市町村立の中学校で使用する教科用図書の採択状況を報告した。
公民は、中頭、那覇、宮古、竹富地区で帝国書院を選定した。国頭と島尻地区は東京書籍を選定した。八重山地区は日本文教出版を選んだ。
歴史は7地区全てで帝国書院だった。国語は国頭、中頭、島尻、宮古地区が三省堂を選定し、那覇、八重山、竹富地区が光村図書を選んだ。
教科用図書は県教委を通じて渡された調査資料などを基に、県内7つの採択地区協議会で選定し、各市町村教委が採択した。八重山地区の公民は11年以降、4回にわたって育鵬社の採択が続いてきたが、今年は日本文教出版を採択した。
教育委員会会議では、県立中学校4校で採択した教科書の報告もあった。採択状況は県教育委員会のホームページで確認できる。(高橋夏帆)
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採択教科書を報告 県教委会議、中学使用
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琉球新報朝刊