沖縄工業高校(那覇市、外間昌繁校長)と第一工科大学(鹿児島県、都築明寿香学長)は22日、同高校で、高校教育・大学教育の活性化に向けた高大連携協定を締結した。同高の外間校長=写真左(提供)=と同大の山田猛矢副学長=同右=が締結書に署名した。
協定により、大学の授業科目への特別聴講生として参加できるほか、大学教員の出張講義や探求活動の助言やサポートを受けることができる。
同大は航空工学部と工学部の2学部5学科がある。高校生の進路意識や学習意欲を高め、大学が求める学生像や教育内容への理解を深めてもらうのが狙い。同大の高大連携協定は46校目で、沖縄県の高校は沖工が初めて。
山田副学長は「高校生から大学レベルの知識や技術に興味を持ち、深い学びをしてほしい」と期待した。外間校長は「生徒の学びが深まり、興味や学びに向かう力が高まる。進路選択の幅が広がることも期待している」と語った。
(高橋夏帆)
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第一工科大と協定 沖工、特別聴講生にも
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琉球新報朝刊