芸人のホンキで県民を笑顔に　お笑いプロジェクト「てんたか」　ありんくりん＆キャンヒロユキさん直撃と第2回ライブ／てんたか追っかけリポ#3（3ページ目）

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6月7日（金）にライブハウスOutput（那覇市牧志）で開催された、第2回「てんたか」ライブ。前回のリポート前編に続き、後編をお届けします。

後半に登場したのは、ノーブレーキ（オリジンlil）・初恋クロマニヨン（よしもと沖縄）・ハンサム（FEC）。人気も実力もあるキャリアの長い3組です。

ウチナーグチにこだわった漫才で爆笑を誘った「ノーブレーキ」。標準語であいさつし「沖縄の人間なのに言葉使いを間違えました。ユタシクウニゲーサビラ」と言い直したポジティブあゆむさん（右）。「やめて～、わざとらしいウチナーなまり」とブーブーさんが違和感を伝えると、「ウチナーンチュがウチナーの言葉を話して何がおかしいわけ？」とあゆむさんはどんどんエスカレートします。オーバー気味なイントネーションはよく聞くと不思議な言葉に変化して、いつの間にか沖縄の問題点がクイズになっていました。

舞台でホエールウォッチングを始めたのは「初恋クロマニヨン」。「大海原でクジラが見たいんです。すごい人が多くて圧倒されます。ホエールウォッチャーっていうんですか？」と新本さん（中）が話し掛けると、隣にいた松田さん（右）が「僕、ホエールウォッチャーじゃないんですよ。ホエールウォッチングしている人を、ウォッチングしているんです」と明かします。新本さんも身元を明かし、比嘉さん（左）も加わってにぎやかになりますが・・・ウォッチャーやキャッチャーほか似たような響きの言葉が飛び交って、大騒ぎになりました。

「国際通りで買い物をして帰ろうと思ったら、2000円以上買ったので駐車料金が無料になってラッキー！」と幸せ感じる金城さん（左）に、「駐車場でお金を取るのは那覇の人の発想！」と仲座さんがバッサリ切るやり取りでスタートした「ハンサム」の漫才。「南風原町のタウンマップには、コインパーキングのPという文字はありません。無料ですから」と仲座さんが地元自慢をし、金城さんがしゃべり出すと「那覇の人の考え」と強くツッコみます。金城さんは南風原の良さを見付けたいようですが・・・気になる展開でした。

3組の出番が終わったところで、MC芸人3人が舞台へ。

山城皆人さん（FEC／中）：ボリューミーな内容でしたね。

松田しょうさん（よしもと沖縄／左）：選りすぐりのみなさんで、一番元気なのがハンサム金城さんでした！

そばしょうさん（オリジンlil /右）：ありがとうございました。コーナーに続きます。

父の日を前にこの日はお父さんをテーマに、まずは「大喜利：お父さんありがとう」から。写真を見て放つひと言にそれぞれ笑いが巻き起こり、ハンサムのコンビ仲の良さ、めーばーカリーのらむちゃんがネパール語で答えると相方のじゅん選手がウチナーグチで訳するなど盛り上がりました。

続いて手紙の空白部分を埋めていく「お父さんへの手紙を完成させよう」。いつ、どこで、何をなど、1人ずつ言葉を当てはめていきますが、上手くまとまり拍手喝采。最後は「父という文字を人文字で完成させよう」に挑戦。（ノーブレーキ）ブーブーさんの活躍で見事に完成しましたが、「自分の子どもたちに自慢できる芸人になりたい！」という魂の叫びで幕を閉じました。

間もなく開催の第3回ライブ。どんな展開になるのか楽しみです。

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