「新たな街の流れが生まれたら」 モノレール新駅開業を住民650人が祝う 石嶺駅前で旗頭


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石嶺駅の開業を祝い、旗頭の演舞を披露する石嶺町旗頭保存会=6日、那覇市の石嶺駅西側交通広場

 沖縄都市モノレール(ゆいレール)石嶺駅の開業を祝うイベント「第3回いしんみ村あしび」(同実行委員会主催)が5、6の両日、同駅西側交通広場で開催された。開業を心待ちにしていた那覇市首里石嶺町の住民ら約650人が旗頭やエイサー、踊りなどを披露した。広場を埋め尽くすほど多くの住民らが訪れ、街の発展を願った。

 6日夜は石嶺町旗頭保存会が旗頭の演舞を披露した。「サーサー」という掛け声の中、勢いよく旗頭を突き上げた。

 同保存会の奥原宗和会長(38)は「駅ができて新たに移り住む人と以前からの住民が交流し、新たな街の流れが生まれたらいい」と期待を寄せた。最後は来場者も交えてカチャーシーを踊った。