社会

「改姓でキャリア分断」 夫婦別姓法制化求める うるま市議会が国へ意見書 沖縄県内初 

「選択的夫婦別姓」制度の法制化を国に求める意見書について、起立して賛成の意を表明する議員ら=7日、うるま市議会

 【うるま】うるま市議会(幸地政和議長)は7日の9月定例会最終本会議で、「選択的夫婦別姓」制度の法制化を国に求める意見書を賛成多数(賛成27、反対2)で可決した。県内の議会で初めて。意見書は首相や衆参両院議長、法相などに提出する。

 「選択的夫婦別姓・全国陳情アクション」に所属する市民の眞鶴さやかさん(33)らが、意見書を国に出すよう求め提出していた請願書も賛成多数で採択した。

 意見書では「改姓によってこれまで築き上げてきたキャリアに分断が生じる例や法的根拠のない旧姓の使用で混乱が生じる例、それを避けるために結婚を諦める人や事実婚を選ばざるを得ない人が一定数いることは事実だ」と指摘。その上で民法を改正し、選択的夫婦別姓制度を法制化するよう求めた。

 最終本会議を傍聴した眞鶴さんは「可決されてよかった。これを機に国は動いてほしい」と話した。