大東地方、9日からしけ 台風19号


この記事を書いた人 Avatar photo 瀬底 正志郎
気象庁ホームページより

 大型で猛烈な台風19号は8日、日本のはるか南の海上を西寄りに進んだ。今後、やや衰えながら北寄りに進路を変え、11日ごろには「非常に強い勢力」で大東島地方の東の海上を北上する。12日からの3連休には暴風域を伴って西日本から東日本に接近・上陸する恐れがある。
 沖縄気象台によると、大東島地方はうねりを伴い波が高くなっており、9日からはしけ、10日からは大しけとなる見込み。10日からは北の風が強く吹くとみられる。
 進路予測を示す予報円が大きく、西側を通れば、沖縄本島地方も11日は大しけとなる恐れがある。
 台風は8日午後6時現在、マリアナ諸島付近を時速20キロで北西に進んでいる。中心気圧は915ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートル。中心から半径220キロ以内は風速25メートル以上の暴風域。