社会

米兵、オーダーストップに激高し暴れる 店長が通報 リゾート地に響く米兵の怒声に住民おびえる

パトカーのフロントガラスを壊すなどした米兵らが現行犯逮捕された現場付近=28日午後、恩納村冨着の国道58号

 【恩納】27日深夜、恩納村冨着の国道58号は駆け付けた十数台のパトカーの赤色灯で真っ赤に染まった。住民は何が起きたか分からないまま、鳴り響くサイレンと米兵らの怒声におびえ、眠れぬ夜を過ごした。

 冨着は東シナ海に面し、大型リゾートホテルが点在する。国道58号沿いには飲食店も多く、日中は地元住民に加え、多くの観光客が行き交う県内有数のリゾート地。住民によると米兵らは冨着より南から58号沿いに北上し、飲食店で暴れたり住宅敷地内に侵入したりするなどした。

 米兵が店内で暴れたため通報した飲食店の店長は「泥酔状態だった」と話す。米兵は閉店直前の午後11時すぎに3人で来店。「もうオーダーストップだ」と説明する店主に「酒を出せ」と激高し、タックルするなどして暴れた。被害が出ないよう他の客は店外へ逃がした。「仕方なく料金をもらって1杯だけ出した。飲んだら出て行った」と憤った。50代の女性は、午後9時ごろ自宅敷地内の物音に気付いた。「誰かが歩いているような音がした。後からパトカーがどんどん来て怖かった」と不安な一夜を振り返った。

 「米兵は沖縄で暴れていいことになってるのかもしれないね」。冨着で暮らして40年以上になるという60代女性は、続発する米兵の事件・事故にあきれた様子で話した。孫も付近で暮らす。「何かあったらどうするのか。誰がどう防いでくれるのか」とため息交じりで話した。



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