首里城再建へ 各市町村が募金箱設置


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庁舎内に募金箱を設置した本部町の平良武康町長(右)と仲宗根章総務課長=1日午後、本部町役場

 一日も早い再建を―。首里城焼失を受け、県内各市町村が募金箱の設置を進めている。1日、本部町や浦添市、豊見城市、南城市、石垣市が庁舎内、北大東村は村保健福祉センターに設置した。金武町や西原町、南風原町、渡嘉敷村、竹富町、与那国町も5日以降の設置を予定している。

 募金箱を設置した市町村では役場庁舎の他に、公民館や図書館など公共施設にも設置する予定。豊見城市は市ホームページのふるさと納税枠に、首里城再建に向けた募金を項目として設置する予定。

 本部町は町民から「再建に向けて支援できることはないか」との問い合わせが相次ぎ、募金箱を設置した。平良武康町長は「町民一人一人の行動が再建に向けた機運を高める。そのエネルギーを広げていきたい」と話した。