機体に「希望」 首里城特別デザイン飛行機、来年1月から運航 JTAとRAC


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JTAの首里城特別デザイン機のイメージ(JTA提供)

 日本トランスオーシャン航空(JTA、青木紀将社長)と琉球エアーコミューター(RAC、金城清典社長)は22日、火災で焼失した首里城の再建機運を高めようと、機体に首里城正殿の写真などをデザインした旅客機の導入を発表した。2020年1月末ごろの就航を予定している。

 首里城正殿の写真とともにひやみかち精神を込めた力強い「希望」の筆文字が入れられている。機材はJTAがボーイング737―800型機(座席数165席)1機、RACはボンバルディアDHC―8―Q400型機(同50席)1機を使用。デザインの大きさはJTAが縦2メートル73センチ、横6メートル80センチの長方形で、RACは縦横80センチの正方形。JTAの糸数寛執行役員は「県外路線でも使用されるので、本土の人にも継続的な関心を持ってもらえたらありがたい。再建計画がまとめられる22年までは継続したい」と話した。