【東京】米軍那覇港湾施設(那覇軍港)の浦添市への移設に関する協議会が26日、防衛省で開かれた。軍港配置に影響する港湾計画について、今月、那覇港管理組合内に設置された「浦添ふ頭地区調整検討会議」で方向性を速やかに決めていくことを確認した。これまで同組合が2020年度内に港湾計画案を決定する考えを示しているが、期限に関する議論はなかったという。
協議会の開催は今年4月以来、約7カ月ぶり。
協議会を主宰する防衛省によると、民港部分の港湾計画の検討作業と並行して、防衛省や国土交通省が軍港の配置案について技術的な検討を実施することを国側が提案し、了承されたという。
協議会は国、県、那覇市、浦添市、那覇港管理組合で構成している。次回の開催は未定だという。