ソフトボール女子日本代表が中学生と交流 合宿中の沖縄・読谷村で


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1年8組の生徒らに囲まれ、笑顔で給食を食べる洲鎌夏子選手(左から4人目)=20日、読谷村の読谷中学校

 【読谷】読谷村で合宿をしているソフトボール女子日本代表の洲鎌夏子さん=那覇市出身=ら3選手が20日、読谷中学校を訪れ、生徒らと給食を食べるなどして交流した。トップ選手として競技に向き合う心構えなどについても伝授。藤田倭さん、清原奈侑さんの両選手も生徒との交流に終始笑顔を見せていた。

 洲鎌さんは1年8組の生徒たちと机を並べ、給食を取った。代表選手を前に生徒たちは緊張した様子だったが、徐々に打ち解け、さまざまな質問を投げ掛けていた。競技に向き合う上で大事にしていることを問われた洲鎌さんは「何事も絶対に成し遂げられると自分を信じ、努力し続けること」だとし「両親や先生、友達など周りへの感謝も忘れないで」とエールを送った。

 8組の学級長で野球部員の國吉悠真さん(13)は「つらい時こそ自分を信じる強い精神力を学んだ。勉強や部活に生かしたい」と目を輝かせた。

 3選手は女子ソフトボール部の部員らとも交流。「優勝目指して頑張ろう」と互いに激励し合った。