LCC「エアアジアX」が沖縄初就航 那覇とマレーシアを6時間半で結ぶ 那覇空港で歓迎式


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 マレーシアに本社を置く格安航空会社(LCC)エアアジアXは22日、同国の首都クアラルンプールと那覇空港を結ぶ定期便を就航させた。那覇空港で初便の歓迎式が開かれ、玉城デニー知事や沖縄観光コンベンションビューローの職員らが歓迎した。

 台湾・台北経由でクアラルンプールと那覇を約6時間半で運航する。週4往復の計8便を運航する。機材は377人乗りのエアバス330型機を使う。沖縄は東京、大阪、札幌、福岡に続いて日本で5番目の就航地となる。

 22日の初便は339人が搭乗し、午後4時ごろに那覇空港に到着。同機に搭乗したエアアジアXのタン・スリ・ラフィダ・アジズ会長は「新規路線の開通は地域の観光発展にもつながる」と話した。マレーシア政府のムハンマド・バクティア・ビン・ワン・チック観光芸術副大臣らも来沖した。

 玉城デニー知事は「マレーシアを通して欧州などから沖縄に観光客が来ることを期待している。沖縄の自然や文化を感じてほしい」と歓迎した。