「希望」乗せ大空を飛ぶ JTA機体に首里城正殿の特別デザイン 


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「首里城」特別デザイン機をお披露目する日本トランスオーシャン航空の青木紀将社長(後列左から7人目)、琉球エアーコミューターの金城清典社長(同8人目)ら=29日、那覇空港

 日本トランスオーシャン航空(JTA、青木紀将社長)は29日、首里城再建への機運を高める「『首里城』特別デザイン機」のお披露目式を那覇空港で開いた。首里城正殿の写真とともに力強い「希望」の文字をあしらった。

 JTAと琉球エアーコミューター(RAC)の旅客機それぞれ1機ずつに首里城をデザインした。機体はJTAとRACのそれぞれ全12路線で2022年まで運航する予定。ターミナルビルから航空機まで旅客を運ぶランプバスや、荷物などを運ぶ車両の一部にも首里城をデザインした。

 JTAの青木社長は「ひやみかち精神で、力強く再建に向かっていくという思いを込めた」と話した。

 お披露目式では首里当蔵保育園の園児によるミニ旗頭やエイサーも披露された。