島の給食のパン作り55年 中学生が感謝「出来たてのパンが大好きでした」


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
東江昇さん(中央)へ感謝のメッセージを届ける生徒=1月30日、伊江村立伊江中学校

 【伊江】伊江村立伊江中学校の全生徒から感謝のメッセージが書かれた感謝状が1月30日、同村の給食センターや麦ごはんを作る東江昇さん、東江京子さんへ届けられた。

 保健給食委員の新川静香さん、松川莉穂さんが東江昇さんへ「おいしいご飯を作ってくれてありがとうございます」と感謝を伝えた。55年間同村で給食のパンを作ってきた東江さん。昨年の12月でパン作りは終了し、現在は週2回の麦ご飯を作り届ける。メッセージは「黒糖パンや揚げパンが食べられないのが寂しい」「出来たてパンが大好きでした」など一枚一枚感謝があふれる内容だった。

 東江さんは中学生らに手品とハーモニカを披露し、感謝状のお礼を伝えた。