入学式 沖国、沖大が中止 キリ学など規模縮小


この記事を書いた人 Avatar photo 米倉 外昭

 沖縄国際大学と沖縄大学は13日、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、4月に予定していた入学式を中止すると各大のホームページで発表した。県内では多くの大学が式典の規模を縮小したりプログラムを短縮したりする予定。琉球大学は4月3日の日程を延期している。

 沖国大は入学式当日に予定していた各学科・各研究科単位でのオリエンテーションのみを実施し、沖大は基礎学力調査のみを行う。

 このほか1日に開催を予定する沖縄キリスト教学院大・同短期大と沖縄女子短期大、2日に予定する県立看護大、県立芸大は出席者を入学生と教職員に制限し、式典の規模縮小と短縮を行う予定だ。

 日程を延期している琉球大学の担当者は「状況を見ながら判断していく。開催の見込みが立つ状況になるまでは判断できない」と述べた。式を4日に予定している名桜大学は、卒業式と同様に日程や内容を変更するか検討中で、来週中に決定する予定だ。