「赤土入れるな」辺野古など水陸で抗議 250台分の土砂搬出


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土砂を搬入する車両に「ダンプは来るな」「赤土を入れるな」と抗議する市民=25日午前9時52分、名護市安和の琉球セメント桟橋前

 米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、建設に反対する市民らは25日、新基地建設に使う土砂の搬入が行われる名護市辺野古や安和、本部町で抗議の声を上げた。

 名護市安和の琉球セメント桟橋前では午前7時30分ごろから土砂の搬入作業が始まり、午前11時時点で車両250台分の土砂が搬出された。琉球セメント桟橋前では新基地建設に反対する市民約20人が「赤土を海に入れるな」と声を上げた。海上では、カヌー9艇とボート1隻が抗議した。

 本部町の本部港塩川地区では、午前7時過ぎから土砂の搬入が行われた。午前8時30分までに車両33台分の土砂が運び込まれ、土砂を積んだ台舟1隻の離岸が確認された。【辺野古問題取材班】