沖縄県内市町村の休校情報一覧【4月7日時点】


この記事を書いた人 Avatar photo 田吹 遥子

 沖縄県内で新型コロナウイルス感染症が拡大傾向となっていることを受け、県内37市町村は6日、小中学校の一斉臨時休校を決めた。休校期間は1~2週間。新学期当初からの休校に伴い、始業式や入学式を延期する市町村もある。一部市町村の小学校は休校中も児童を受け入れる。琉球大学教育学部付属小中学校も19日までの臨時休校を決めた。私立各校も臨時休校する。

 県教育委員会は5日に県立学校の一斉臨時休校を決定した。6日には市町村にも小中学校の休校を促す通知を出した。

 休校後、与那国町は15日に始業する。宜野湾市、うるま市、南城市、糸満市、南風原町、国頭村、大宜味村、東村、本部町、与那原町、八重瀬町、渡嘉敷村、粟国村、北大東村、南大東村は20日、浦添市、石垣市、宮古島市、久米島町、竹富町、嘉手納町、中城村、西原町は21日、名護市は22日に再開する。粟国村は6日、南大東村は7日に始業式を行った後に休校する。那覇市、沖縄市、今帰仁村、金武町、宜野座村、北中城村、座間味村は予定通り始業式と入学式を行った後で休校する。那覇市立泊小は新型コロナウイルスの検査待ちの職員がいるとして7日から休校する。

 北谷町と読谷村は予定を1日早めて6日に中学校の始業式を行った。恩納村は小学校の始業式を7日、入学式を8日に行った後、21日まで休校する。中学校の始業式・入学式は22日に延期する。伊是名村は約2週間の休校を予定。伊江村、伊平屋村、渡名喜村、多良間村は現時点で休校しない。

 県教委の通知文は、休校する場合は児童・生徒に自宅待機するよう指導し、家庭と連携して毎日の検温も求めている。