19日は二十四節気の「穀雨」。春雨が田畑を潤し、その成長を助けるとされ、種まきに最適な時季といわれている。
糸満市の農場では18日、さんさんと日の光が降り注ぐ中、キャベツやトウモロコシ、レタスなどの収穫や耕運機で畑を耕すなどの作業をする農家の姿が見られた。
キャベツ畑を手入れしていた男性(65)は「今年は雨が少なかったけど、できはまずまず。収穫も終盤を迎えている」と額に汗しながら語った。
沖縄気象台によると、この日は西表島で29・3度、那覇で27・3度と各地で今年最高気温を記録する夏日となったが、22日ごろから寒気の影響を受けやすくなり、気温が下がる可能性があるという。