【本部】沖縄県本部町のもとぶかりゆし市場は買い物客を対象に、除菌液の弱酸性次亜塩素酸水溶液を無償で配布している。沖縄美ら島財団から提供を受けたものを1人500ミリリットルまで、容器を持参した客に配る。
同財団は町の要請を受けて除菌液を提供している。もとぶかりゆし市場での配布は18日に始まった。1日あたり4~60リットル程度が町民らの手に渡っている。除菌液は3日間程度効果が持続し、手洗いやテーブルを拭く際などに使用できる。
もとぶかりゆし市場を運営する、もとぶ産直の宮城修社長は「(町内でも)除菌液などが不足している状況だ。広く町民に使ってほしい」と話した。