タクシーで商品宅配 13日まで 名護十字路商店連合会とオリオン連携


この記事を書いた人 Avatar photo 米倉 外昭
注文を受けた飲食店から商品を預かるタクシー運転手=4月30日、名護市

 【名護】名護十字路商店連合会とオリオンビールは30日、沖縄県名護市内のタクシー3社と提携した商品宅配サービス「NaGoデリ!×お店支援」を開始した。新型コロナウイルス感染拡大による客減少に悩む店舗と、外出できない客をつなぐ取り組みだ。連合会の上地安郎会長は「参加店舗を増やし、名護の街を活気付けたい」と意気込む。

 協力するのは丸金交通と北部観光タクシー、名護タクシー。同サービスのウェブサイトを見て客が店舗に電話注文し、店がタクシー会社に連絡。運転手が代金を立て替えて商品を客に届け、代金と配達料を受け取る仕組みだ。

 現在、名護の中心市街地を中心に居酒屋やバー、鮮魚店、調剤薬局など約10店舗が登録している。配達エリアは店舗から8キロ以内で、配達料は距離に応じて500円~千円。

 75ビールプロジェクトの神谷康弘さんが企画した。13日までの期間限定。問い合わせは神谷さん:070(5419)1184。