人気の肉、オンラインストアで県内外に 島民限定の弁当も好評 沖縄・平安座島の「肉や食堂」


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(右から)南亜裕里さん、亜裕里さんの母親の福田康子さん、スタッフの天願美知子さん、息子の雄大さん

 【うるま】うるま市平安座島で、家族で経営する「肉や食堂inへんざ」では、4月24日から開始した安価な島民限定の島弁当が人気を呼んでいる。また、最近、オンラインストア「肉や食堂inおうち」を開設、県内外に肉を提供していく予定だ。

 肉や食堂店主の南亜裕里さん(49)は、コロナ禍により営業する店舗が少ないため地域のお年寄り向けに弁当を販売し、外出が困難な高齢者には配達も行っている。肉や食堂自体も持ち帰り営業など工夫を凝らした営業を行っていたが、うるま市長による島しょ地域への来訪自粛メッセージを受けてテークアウトも休止した。

 南さんは「開店当初から島の方々に利用いただいている。疲れた時や食べるものが必要な時、気分転換にお弁当が買えるお店にならないかと思い企画した。税込み300円・500円がぎりぎりでのメニュー提供だが、必要としていただけたらありがたい」と語った。

 長男の雄大さん(21)は「古宇利島の尾方伸至さんの協力でオンラインストア『肉や食堂inおうち』が立ち上がった。焼肉の盛り合わせなど、肉や食堂のお肉を自宅で食べられるようになったのでぜひ見てほしい」とPRした。オンラインストアのURLは、https://nobeefno.life/

(喜納高宏通信員)