【宜野湾】宜野湾市の松川正則市長は26日、市の人口が10万人に到達したと発表した。10万人目は2日に父親が出生届を出した0歳児の末吉こはるちゃん。人口10万人を超える市は県内で那覇市と沖縄市、うるま市、浦添市に次いで5番目。松川市長は「これからの宜野湾市の未来に幸あれ」と祈念した。
市によると人口は25日現在で10万38人。こはるちゃんに向けて後日、10万人目の記念セレモニーを開く。村から市へ昇格した1962年7月時点は人口3万1千人余りで、2007年1月に9万人に達した。
松川市長は人口増の要因として、西海岸地域の開発や、全域が開発制限のない市街化区域であることを挙げた。米軍キャンプ瑞慶覧・西普天間住宅地区跡地で区画整理事業が4月から始まり、市中央にある普天間飛行場が返還されればさらに人口増が見込まれるという。