社会

指ほぼ切断…なのに労基署に届けず 建設会社社長を書類送検 名護

 名護労働基準監督署は2日までに、沖縄県今帰仁村のホテル建設現場で、作業員の男性が重傷を負ったにもかかわらず、名護労基署に報告しなかったとして労働安全衛生法違反(労災隠し)の容疑で建設業の屋嘉屋(名護市)社長の30代男性ら3人を那覇地検名護支部に書類送検した。

 そのほか送検されたのは神谷匠創の社長の50代男性と幹部の40代男性の2人。

 容疑は2019年11月29日、今帰仁村古宇利のホテル建設現場で、作業員の60代男性が丸のこ盤で左手の人差し指を不全切断する事故があったにもかかわらず、名護労基署に報告しなかった疑い。

 名護労基署によると、神谷匠創は躯体工事を請け負い、屋嘉屋はその二次下請けとして現場の作業を担っていたという。

 作業員は災害発生直後から12月末まで入院していた。当初、両社は労基署に災害を報告せず、治療費を工面するつもりだったが、かさむ費用を工面できなくなったという。補償を受けるため、ことし2月末に名護労基署に災害の発生を報告し、発覚した。



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