社民党県連(照屋大河委員長)は12日、北中城村長の新垣邦男氏(64)に次期衆院選沖縄2区から現職の照屋寛徳氏(74)の後継として出馬するよう要請した。新垣氏は「重責だが6期17年間議席を守ってきた照屋氏の後継として精一杯頑張りたい」と述べ、要請を受諾した。
新垣氏の受諾を受け、社民県連は党本部(全国連合)に公認申請する。早ければ22日の常任幹事会で公認が決定される。新垣氏は近く、社民党に入党する予定で、公認され次第、正式に出馬を表明する。
社民県連は今年2月に新垣氏の擁立を決定した。要請の場には寛徳氏も同席し、「新垣氏は4期にわたり地方自治を実践してきた。地方自治の本旨を理解し、熟知している非常に適任の候補者と思っている」と語った。
新垣氏は1956年生まれ、那覇市出身。2004年村長選で初当選、4期目。【琉球新報電子版】