中学校軟式野球、沖縄県大会を8月22、23日開催 感染対策で日数、チーム絞る


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 沖縄県野球連盟は16日までに軟式野球の県中学校選手権大会を開催することを決めた。名称は「県中学校選手権2020特別大会」(主催・県野球連盟、琉球新報社)で、出場チームを8チームに限定し、大会日数も2日間に縮小する。新型コロナウイルス感染予防策に伴う対応。今後の県内の感染状況によっては、中止も含め再検討するという。

 県中学総体は中止となり、ほとんどの競技は地区大会までの開催となる中、規模を大幅縮小し、県レベルでの実施とする。

 8月22~23日の2日間で、決勝は23日午前9時から沖縄セルラースタジアム那覇で行う。開会式は行わないが、閉会式は検討中。

 例年は県内6地区の代表32チームが出場する。今回は中頭、那覇地区の各2校、他地区から1校の出場(宮古地区は感染予防で出場辞退)。大会日程も5日間から2日間に短縮。2週間前からの選手の健康チェックシート提出や来場者の名簿記入、保護者の同意書提出なども義務づけた。

 県中学校体育連盟の軟式野球専門部は、県大会の開催について関係者らから聞き取り調査を実施。同部は「競技歴が長い選手も多く、何とか目標を設定し、次につなげたいという意見が多くあった」と説明した。開催中の県高校野球夏季大会などの感染防止ガイドラインを参考に、感染予防策を講じることで開催可能と判断した。