沖縄県立校で時差登校 通勤ラッシュ時間帯を回避、夏休み明け14日まで 短縮授業も 


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 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い県教育委員会は4日、夏休み明けの11~14日まで県立学校で時差登校や短縮授業を実施することを決めた。分散登校は行わない。県教委のガイドラインによると、現在の中南部の感染レベルは3―1「特定警戒都道府県に相当する感染状況」に当たり、分散登校が対策として定められている。

 県教委は児童生徒の感染者が少数で、学校でクラスターが発生していないことから、今回は分散登校を行わない方針。各県立学校は原則、通勤ラッシュの混雑を避ける時差登校や短縮授業を実施する。

 特別支援学校は重症化する基礎疾患がある幼児・児童生徒が多いことや、スクールバスで一斉登校するなどの課題があるため、各校で状況に応じて分散登校を判断する。

 県教委は7月10日に通知したガイドラインを基に地域の感染レベルを判断。4日現在、北部や離島はレベル2―1「感染拡大注意都道府県に相当する感染状況」に当たる。